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『キャプテン』完視聴 [近況…]

 Gyaoでやっていた、『キャプテン』(映画)を観ました。

 強豪中学から転校してきたから、野球が上手いと信じ込まれた主人公は、実力をつけて挽回します。

 野球に限らず、巧拙は、或る程度までは、「慣れる」かどうか、です。

 水泳部にはいって、なかなかスピードが出ない、という場合にも、水に顔をつけるのが怖くないと思えるようになると上達します。

 野球の守備でも、フライが、どの辺りで待つと受けられるかがわかると、凡庸なフライは受けられるようになります。

 吹奏楽の楽器でも、抜けた音が出せるようになると、どんな高さの音を出しても抜けた綺麗な音が出るようになります。

 この映画を観ていて思ったのですよ。(コンテンツとしての意味を)

 やはり、意識して撮った動画は説得力がある、と。

 たとえば、YouTubeに挙げる他愛ない動画でも、投稿者の意識がはいってないと、他人を感動させる仕上がりにはならない。

 写真の場合は、一瞬で答えが出ます。

 俳優の科白でも、棒読みにはならないように、演出家が指導している。

 それと、感想として思ったのは、自分の思うところに球がきちんと飛んでいって、しかも力強い球が投げれたら、さぞ痛快だろうな、ということを思いました。

 僕の場合は、小学五年から肩を壊していますから。

 見応えのある邦画でした。

 キャプテンヤフー動画↓ http://gyao.yahoo.co.jp/player/00641/v09845/v0981900000000541076/?list_id=312066


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つれづれ [近況…]

 まずは、先日、2週間くらいまえ、に書いた下書きを、どうぞ。↓


   「ガガとは」から始まる随想

 昨日、夕飯のときにテレビを観ていたんですよ。

 いくらテレビを観ないからといっても、晩飯のときぐらいは食べながら見ます。

 それで、何か音楽番組がやっていて、女性アーチストが、「ガガみたいな」と、自らのファッション(ステージ衣装)のことを言っていたのですが……。

 何じゃそりゃ、ですよ。

 「ガガ」って何?

 いくら世間と隔絶して生きる投稿生活であったとしても、多くの人が知っていることを知らなすぎるのも格好わるい。
 
 それで、ネットで調べました。

「ガガ」とは、どうやら歌手のようである。

 歌も上手いし、ステージ衣装もイケテルし、美貌だし、声も通る声だし、ということがわかりました。

 ウィキペディアで、一曲で1200万枚を売り上げたという情報も仕入れて、実際に歌っている姿を動画サイトで確認して、まあ、それで一旦終了なんですが。

 奇抜であるということは、凄いインパクトを聴衆に残しますね。


 と、ここまで。

 年末なのに、掃除をまだしていません。

 年賀状だけは出しましたが。

 アダルトサイトを見るから、生活時間がおかしくなってしまうのですね。

 依存症なのかな。

 佐藤優さんが、『人生相談』のなかで、パチンコ依存症の人に、「このまま嵌っていると、どういう風に駄目になるか、をノートに書き出してみてください」とアドバイスされていました。

 原稿を書かないから駄目なのですね。

 作家のかたのエッセイで、「仕事部屋に行くときの心境は、刑務所の使役に向かうようだ」と書かれていたのを読んだ記憶があります。

 すんなり書ける日と、書くのが苦痛な日があるわけですね。

 あとは、溝の落ち葉を拾うことと、自室の掃除と、町内への配布物を仕分けて届けることが残っています。

 笑福亭笑瓶さんが、ラジオ番組で仰有ってたけど、僕の場合も、「年末年始は、年をまたぐだけ」。

 「スッと、跨いだら、それで終わりなんです。別に何もありません」とは、まったく、僕もその通り。

 大体、普段生業をしてお金を儲けた人が、初売りに行って福袋を買うんですから。

 お金のない正月は、正月らしくない。

 まあ、それでも、年末に先に、エレキベースを買っちゃったし、正月間はベースを弾きまくって練習することにします。

 今日は、スーパーに寄って、自分の買い物をするついでに陳列を見ていたら、もう、年越し用の蕎麦が売ってるんですよね。(少し、日本語が変(笑))

 即席のカップのやつのことを言ってるんですが。

 買いかけたけど、やめてうどんにしました。

 折角の年越しだから、そのときに蕎麦は食べようと思いました。

 カップのうどんを食べて、今日は一旦寝ます。

 さあ、忙しくなってきた。

 では、また。(^。^)


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楽器購入ガイド(ギター編) [楽器説明]

 自分の得意分野ではないけれども、私もギターは弾く。

 そこで、ギターの購入に際して、私の意見を述べてみたい。

 初心者なら、まずは、これは、どうだろうか↓

K.Yairi ヤイリギター P-3 アコースティックギター

 フォークなのか、クラシックなのかが、ちょっと分からないが、アコースティックギターである。

 トップ、ソリッドスプルース、バック/サイド、メイプル、ネック、マホガニー、というのは、ギターの王道の材質選択である。

 完全なる手作りギターで、価格がこれくらいすれば安心である。

 一見、セミアコギターっぽいのが尚いい。ピックを使うユーザーを意識して、ピックガードもついている。

 ギターと言えば、やはり、ストラトキャスターという人には、これは、どうだろうか↓

 すまん。ギターは専門外なので、ストラトキャスターとテレキャスターの違いがわかってないのだ。

 フェンダー製でないと、そう呼ばないのかも知れない。

 それにしても、同じエレキをはじめるなら、これくらいの価格のものを持ちたいものだ。

 どうせ、持った瞬間、構えた瞬間に、「こいつは出来るな!」と思わせたいなら、レスポールはどうだろうか↓

 

 ギブソンのレスポール! バリバリである。

 私が若い頃は、レスポールといえばジャズやフュージョンにしか使われないものと思い込んでいたが、実際はそうでもない。時代の変化かな。(正確にはよく知らないのだが)

 今は、どんなジャンルででも、レスポールを抱えていても、格好わるいことはない。むしろ格好いい。

 最後に、資金はないが、情熱だけはある。しかも自室で大きな音は出せない、という人のために廉価なエレキギターを紹介しよう。エレキなら、アンプに繋がなければ、音は極少である。↓

 これだけ廉価な上に、ボディーは軽量。ストラップで肩から提げるときの疲れ方が違うだろう。

 三点ピックアップ方式、さらにアームもついている。(今回のは、アームはないようである。サイトでご確認を)

 ベンチャーズなどの音楽にもぴったりだ。

 それでは、今回はこの辺で。

 次回からは、金管楽器編をお送りする。

 乞うご期待!


楽器購入ガイド(ドラム編) [楽器説明]

 どんな楽器を選んだらいいのか。

 それを、ご教授いたします。

 まずは、自分の本業のドラムから。

 フュージョンやジャズの同じバンドの他のメンバーに遜色ないプレーをするには、小さいタムタムと充分なセット点数、そこで、このセットはどうでしょうか↓

ドラム・セット フュージョン 5P REMO Head LREMGS0951BZ

 リンクの画像が小さかった。

 それでは、画像でわかりやすい、このセットは、どうでしょうか↓

 同じ四点セットでも、これくらいの価格のものを買わないと、シンバルがちゃちい。ちゃちい、というのは、音が薄っぺらいということである。

 廉価で、且つ、フュージョン向けのセットということになれば、タムタム10と12、バスタム14と16、スネア深さ5.5インチでダブルバスという、このセットはいかがだろうか↓

 

 充分なパフォーマンスを発揮する!
 フットペダルやシンバルだけを、後で変えればいいのである。
 フットペダルは、私の経験上は、TAMAの、価格でいくと中クラスのがいい。軽いので速く動く。
 シンバルは、Aジルジャンを、試打して買えば、ばっちりである。
 シンバルを買う(本格的なものに買い換える)ときには、試打できる楽器店に行こう。

  上記セットで廉価なのである。ドラムの場合、点数が増えると総額が上がる。しかも高級な単体ばかりでセットを組むと、60万はするのが普通であるからだ。

 ハードロックやヘヴィイメタル指向なら、ドラムのサイズは、バス22インチ以上、出来れば24や26がいい。スネアは深胴6.5以上、タムタムは最低でも12インチから流して、13インチ14インチでもいいくらい。バスタムは16か18。二つ並べるのもいい。

 ハードロックなら、胴はメイプルの素材がいい。
 足回りは、そのメーカーで一番高級なものを用意すると、頑丈なのでパワフルな演奏にも耐える。

 話が、フュージョンやジャズに戻るが、スネアは、断然ブラス素材がいい。

 こんな音が、木製でない胴のスネアで出るのか、と思えるような深い音が、ブラス胴のスネアからは出る。それも、革を充分になじませてからだが。

 こちらをお薦めする↓

 ↑これを買えば、完璧である。

 やっぱり、ブラス胴は、ヤマハでないとね。尚、リンク先で、ブラス胴かどうか、よく確認してから購入されることをお薦めする。

 おおよそ、スネアドラムのなかでは、ブラスの材質の胴のスネアが私の経験上、一番よい。

 たとえば、廉価な四点セットを使っていても、スネアだけ、これに変えると、そのレスポンスの違いに驚くはずだ!

 ドラムの肝心はスネアである。

 そのスネアが充分に鳴っていると、他のタムタムも鳴っているように錯覚させられる。

 安い木胴のスネアとは雲泥の差だ。

 ドラムは、そんなに高いセットを始めから買う必要はない。

 セットで四万円ぐらいのものでも、それで練習すれば充分で、しかも、コンサート(本番)のときには、アンプを通すので、多少鳴りがわるくても音響でカバーしてもらえる。

 楽天やバリューコマースや、メーカーのサイトに行って、廉価なセットを選ぶとよい。

 ただし、高級な楽器は、素材がよいので、鳴りがぜんぜん違う。

 同じバンドのメンバーと練習していても、高い楽器だと、弱いショットでも充分な鳴りを表現できるのだ。

 バンドのメンバー全体のやる気も上がると思う。

 最後に、エレクトリックドラムを一点、紹介しておこう。

 住宅事情から、大きな音のする楽器を家で練習できない向きもあるだろう。

 限りなく生楽器に近い革(ヘッド)のレスポンスで、ヘッドホンから、或いはアンプを通してから、音を愉しむのには、エレクトリックドラムが一番である。↓

 【追記】すまない。このタイプはゴムヘッドなので、感触は革ヘッドを叩くのとは違っている。
 エレクトリックドラムを使う場合でも、革ヘッドのドラムも併行して練習することをお薦めする。
 ↑これだけの点数があれば、充分である。

 各パーツへの移動の練習にもなる。

 ドラムは、革で音質が決まる。正確には胴の鳴りも大事だが、たとえ胴が高級でなかっても、革が高級で充分になじませてあればそれなりの音は出る。

 REMOやラディック(今は、生産されてないかもだが)の革を張って、最初は張った状態で体重をかけて革を踏むなどして徐々に革をならして、充分なレスポンスのある状態にもっていってほしい。

 シンバルに関しては、昔はパイステというメーカーがよかったが、今はなくなっているので、セイビアンやジルジャンのシンバルを、是非つかってほしい。

 ヤマハやパールでも、少し値の張るシンバルも出している。これも中堅演奏者までには充分な音が出る。

 最後に、そんなにお金はかけられないが、情熱はある、という人のために、廉価なセットを紹介しておこう↓

 ↑思い切り廉価なので、多少鳴りがわるくても、システムの固定が不安定でも、そんなものだと思って使ってもらいたい。(充分、ドラマーを目指す登竜門にはなるはずだ)

 では、これで終わる。


今年(2011年)を、振りかえる。 [真夜中のつれづれ記…]

 今年も、残すところ、あと僅かになってきました。

 今年、2011年を、振りかえってみたいと思います。

DSC02294.JPG

 来年のことを言うと、鬼が笑う、と言いますが、それは、「年を越せるだろうか」と不安になった、地域の商店への支払いが不安だった頃の話。

 今では、ほとんどの支払いが現金かクレジットカードで、お店へのつけ、という形はなくなりました。

 だから、年末・年頭の区切りで経済破綻することがない。

 クレジットカードの利用料の支払いは、各々の信販会社への支払いで済みます。

 

 さて、今年を振りかえる、といっても、世間の時事問題が、いつ起こったか、それで世の中がどう変わったか、は、私のブログでは取り上げません。(そういう振り返り方では、ニュースサイトをご覧になるのがよい、と思います)

 恒例で、今年、山雨個人にとっては、どういう年であったか、を振り返りたいと思います。

 

 前半は、年男の年、卯年であったので、各方面の「兎」の文字露出に期待したのですが、某大手出版社では、サイトで、「今年も寅年」などというトップページを挙げて、兎の文字が人々の意識に昇らないように苦心されていたようで、とくに「卯年」の恩恵は受けませんでした。

 そこへ持ってきて、因果関係も何もない形での東日本大震災です。

 人々の意識も、被災者支援の方向に行って、とても、世の中が文学に注目するどころではない事態になりました。

 震災は大変でした。現場に飛ぶ健康力もない山雨でしたので、ソネットのポイントを寄付するという行動だけはしました。

 昨年の(2010年)の年末から、今年(2011年)の初頭にかけて、606枚の文学を完成させ、応募しました。

 その後は、既存の原稿の書き直しをやり、それを応募。

 さらに、新作を書いて、群像に応募。

 生産はローペースになっています。

 年頭から、数人の友人とは距離をおきました。

 自分が不完全な立場で居るから、何気ない友人の一言が堪えてしまうからです。

 本さえ読めればいい、という思いがありながら、やはり金星人マイナスの性格としては、多くの人と喋っていないと淋しいのです。

 そういう淋しさを感じながらも、今年後半は、ウェブ言語の勉強をはじめました。

 もはや、小説の執筆で生活費を捻出しよう、という考えはなくなりました。

 原稿は書くけれども、他のことを中心に生活していくつもりです。

 私の場合、原稿を書くのが、生活のリズムを作り出す行為になっています。

 これからも書きつづけますが。

 

 今年は、年頭すぐから、歯が痛くなりました。

 歯医者へは、今も通っています。

 障害基礎年金が再支給されることになり、ホッとしています。それまでは、煙草の値上げがかなり堪えていました。

 これだけ書きましたが、小説原稿は、今も毎日書いています。

 書くことが止められないのですね。

 だんだん私小説の方向に傾きつつある創作傾向ですが、小説を書かずにはおられません。

 これが適職なのかもですね。

 では、また、来年。


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『インテリジェンス人生相談(復興編)』読了(追記あり) [最近、読んだ本]

 佐藤優さんの、『インテリジェンス人生相談(復興編)』を読みました。

インテリジェンス人生相談 復興編

インテリジェンス人生相談 復興編

  • 作者: 佐藤 優
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2011/09/28
  • メディア: 単行本

 感想は、追記をお待ちください。

 

   追記・感想

 

 「人生相談」というのが、一種のブームなのか、と思う。

 様々な分野の第一線で活躍する人が、本業とは別に、「人生相談」をやっているのを、

よく目にする。

 表題に「復興編」とある。震災に端を発する相談内容も収録されている。さらに、全て

の人々に元気を回復してほしい、という思いを込められてのことではないだろうか。

 ただ、「インテリジェンス」と銘打っているのには理由があるようである。

 「インテリジェンス」を英和辞書でひけば、知能、知力、理知、理解力、聡明さ、など

とは別に、情報収集、諜報、などの意味も出てくる。これは、自国のためにする行動のこ

とを指すようで、外交の仕事そのもののことも、広い意味では当てはまるようで、佐藤さ

んの元外交官という経歴を意識してのタイトルであると思う。

 外交官に一度なった人は、その後、転職をいくらしようとも、国の利益と安全のために

一生身を捧げるべき、というご自身の考え方もあって、作家に転身されてからも、その行

動規範が底流にあるのだろう。

 相談の一件一件に関して、普遍的に出てくる佐藤さんの考え方で興味深かったのは、人

間(人生)利他的に生きないと意味はなく、利他的に生きている人が世間からも自然に注

目されるようになって結果、本人も潤う、という考え方だ。

 自分のためではなく、他人のために生きる、ということ。他人が喜ぶのが自分の喜びと

感じる生き方である。

 そういう生き方でないと、生き甲斐が永続きしない、とは私も思う。

 

 「あとがき」に詳述されているように、佐藤氏は、精神病の兆候のある相談者には、ご

自身でのアドバイスよりも大前提として、真っ先に精神科を受診されることを促されてい

る。ご自身の述懐にもあるが、「鬱病は風邪のようなもので、誰でも罹る可能性がある。

しかし、風邪でも放っておくとこじらせて肺炎になることもある」と仰有る。しかも、現

在の日本の精神医学は世界でもかなり進んでいると言われている。鬱病などの場合、早い

段階で投薬治療を受けることで、最悪の事態を回避できるからだ。

 佐藤氏の相談の原則的姿勢として、「担当者は、仮に相談者の立場にまったく共感でき

ない場合であっても、常に相談者の立場で考え、回答する」【本文引用】ことがある。

「弁護士が依頼人の要請に基づいて弁護活動するのに似ている」「同時に、私自身の知識

と経験で、手に負えない相談の場合、無理な答えを出さないようにしている」【本文引用】

 借金の問題などで、人生をやりなおした方がいいと思えるケースでは、「弁護士に相談

すること。知りあいに弁護士がいないならば、最寄りの弁護士会に駆け込めばいい」とア

ドバイスする。

 日本の社会では、エリートに対する信頼が失われている。ポピュリズムに偏向する社会

になっているからだと仰有る。エリート(専門家)を信頼しないと、自らの感情で判断し

ようとしてしまう。こういう状況がつづくと、国家も社会も弱ってしまう。と危惧されて

いる。相談者に対して、佐藤氏が参考文献をあげるのも、きちんとした専門家の意見に耳

を傾ける必要がある、と佐藤氏が考えているからである。

 小説を、相談の参考文献にあげられることも多い。小説を通じ、代理体験を広げること

が、人生で直面する問題の解決に役立つから、と仰有る。

 この考え方には、私も首肯する。そのことそのものを現実に体験しなくても、小説なら

自分が体験した感覚になれる。100パーセントの醍醐味や喜怒哀楽ではないにしても、か

なり近い心の変化を受けることが出来る。たとえば、ギャンブルの依存症になったことが

ない人でも、もし仮にそうなれば、どんなに辛いかを代理体験できるので、現実の人生に

予防線を張ることも出来るのである。

 佐藤優氏は、同志社大学大学院神学研究科修士課程を終了されている。ドイツの唯物論

哲学者フォイエルバッハが「神学の秘密は人間学である」と言ったことを例に、神学とい

うのは神のことを知ろうとする学問ではあるが、神について知ろうとすればするほど人間

のことを知る方向に行くことを示される。経済学では、人間は合理的に行動することを前

提にしているのに対し、神学者は、合理性は人間のごく一部分を支配するにすぎない。そ

ういう話をあとがきでは語られ、合理的な回答では、人生の問題のすべてに答えることは

出来ないことを暗に示唆されている。

 パチンコやギャンブル依存症、ネットゲーム依存の人への回答のときに、「愚行権」と

いう言葉を出される。「愚行権」とは、「各人の幸福追求権」。誰もが、他者に危害を加え

ない範囲で愚かなことをする権利があるという自由権の中心をなす観念。たしかに、この

考え方から行けば、他人に迷惑をかけない限りは、どんな愚かなことでも、するのは個人

の自由です。それはもっともだと思います。

 その上で、依存症になっている疑いのある人には、精神科への受診を促されている。ま

た、そのゲームなりにのめり込むことで、自身の生活が今後どうなっていくか、とノート

に書き出されることも推奨されている。

 片思いの相手への思いの振り切り方、も、手淫のやり方まで的確に指導されるなど、佐

藤氏がただの頭脳だけのエリートでないことを窺わせる。

 相談者に対して、率直であられる。

 自負のつよい社会的成功を治めている人には、さらに目指すべき指針を。

 病気や障害があるけれども頑張っておられる方には、まず、自己肯定することを促され

ている。

 組織、企業には、自分が好都合になれば他の人のことは考えない、という人が多いこと

も、ご自身の外交官時代の経験から知られているので、そこはオブラートに包まずに、人

間には色んな人が居ること、さらに、人間は既得権益を優先すること、などを諭される。

 恋愛やセックスライフに関しても、佐藤氏独自の考え方を披見しながら回答されるので、

私にとっては新事実もあり為になった。

 文筆業が、運が99パーセントの世界であることも認識されている。だから、安易に文

筆業に行こうとしている人に勧められない。

 本編中、印象に残ったところでは、島尾友久(仮名)さんとの対談のなかで、佐藤氏の

仰有った、「そもそも、この世界は狂っているんだから。こんなところに適応できるのは

頭のおかしな人なんです」の言葉だ。

 或る相談者には、四十すぎまで生きてこられたということは、見えないものの加護に

よる、と仰有っている。

 私の感触としても、今の時代、純粋な人は、皆死んでいっているように感じる。

 素朴で純粋な人が生きにくい世の中になったと、私も感じている。

 佐藤氏の精神の中心には神学があり、また、信仰そのものもあるのだと思う。また、ロ

シア外交という危なっかしくえげつない仕事を実践されてきたからこそ、エリートのなか

にも人間的失格者が居ることも知っておられるし、強面の風貌も仕事の経験から作られた

のだと思う。強面の風貌に頼りがいを感じて相談してくる相談者も多いのだが、やはり、

根っこの人間の心理というものを理解しておられる著者だけに、的確な助言が出来ている

と思う。

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年末の一コマ [ラフに語る、つれづれ記]

 今年は、もう、終わろうとしています。

 あまり進捗しなかった年でしたので、思い立って、年末ながら神社に行ってお参りしてきました。

DSC02384.JPG

 お正月にはお参りが遅れがちですし、自分だけの願いを聞いてくださいよ、という意味で。

 本心からは祈ってないのですよ。キリスト者ですからね。

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 どうしても、エレキベースが欲しくなって、オークションで買いました。

 前に、オークションで手放したベースと同じランク(価格的に)の商品をです。

 前に持っていたカワイ楽器のロックーンという楽器と比べると、四弦の音が伸びないです。

 しかし、音質はいい楽器でした。(チョッパー奏法に有利な、パリンッという音がします)

 フェルナンデスのベースです。

 自分でも思うんですけど、何でベースがいいのでしょうね。

 目立てるエレキギターを買って練習すればいいのにね。

 中学のとき、ユーホニュームからトロンボーンに変わったときも、楽器を買って、無理矢理にポジションを変わってるのに、何で、もっと花形のトランペットにしなかったんでしょうね。

 どうやら、僕は、中低音が好きなようです。

 楽器買っちゃったので……。(買ったといっても、落札価格6800円です。せめて、これ位の贅沢ぐらいさせてよね)

 甥っ子たちにはわるいけど、お年玉のお金は捻出できそうにありません。

 許してくれよな。

DSC02427.JPG

 公園をウォーキングしたら、アベックとすれ違いました。

「今の、山雨乃兎ちゃうの?」

 と女の子のほうが言っていました。

 スーパーでは、女子社員が(クリスマス用の、赤い)三角帽子をかぶってレジ係をしていました。

「よう、似合うとるやん?」

 と言うと、

「いや、恥ずかしいんですけど……」

 と言っていました。

「そりゃあ、しゃあないよな、命令やもんな」

 と、歓談しました。

 さあ、年賀状書きと、家のまわりの掃除、さらに自室の大掃除と、忙しくなってきました。

 酒の充てに、また、焼き料理↓

DSC02429.JPG

 人参、じゃがいも、キャベツ、きのこ、そして豚肉を炒めました。

 ひろうすも入れました。

 美味です。

 また、お会いしましょう。(^。^)


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田舎暮らしだと、仕事以外にも、することが多い。 [ラフに語る、つれづれ記]

 『たかじんのそこまで言って委員会』に、前回か前々回に小企業の社長さんが出られていて、ご自分のお孫さんには、夏休みの間、島根の田舎の家庭に、何度も連泊させた、ということを仰有られていたわけです。

 都会では、仕事は充分な負荷がかかりますが、仕事以外の部分では殆ど何もしなくてもいい、という生活になりますから、敢えて、お孫さんを田舎の一般家庭に宿泊させられたのだと思います。

 それで、そういう体験をすると、人間しなきゃならないことが多数あるのだな、ということに気づきます。

 そういうことを経験するのが、情操教育には必要なのだ、という考え方なのですね。

 また、職場に少年を行かせると、職場も迷惑ですから、家庭に逗留して、大人の、しなければならないことや、生活する苦労というのを知ることは大事だと思うのです。

 ここから、僕の普段の生活を辿って、田舎暮らしが、いかに大変かを紹介しましょう。

 よく、小説や新書などの著者で、「あの当時は、精神的にまいっていて、昼頃起きて、一日中本を読むだけの仙人のような生活をしていました。あの生活があったから、今の一段高い到達があるのだと思います」というような科白を聞きますが、

 それは、基本的に都会に住んでいるからでしょう。

 田舎に住んでいれば、しなければならないことが、次々と押し寄せてきて、丸一日、本を読んだり執筆したりというようなスケジュールは組めません。甘いです。

 

 まず、一年のうち、冬以外は、ムカデが頻繁に室内に出現します。

 これは、同じ西脇市に住んでいても、地べたの都市部では出ないのです。

 山際だから出るのです。

 ムカデというのは、室内にも入ってきます。

 寝ていても、天井から、最悪の場合、顔に落ちてきます。

 最近、売られている、家のまわりに撒く防虫剤はかなり効きますが、雨が降って防虫剤が流されると効果は減ります。

 しかも、ウチの場合、家の屋根の上に松の枝が張りだしているので、その枝から屋根に落ちて、家のなかに侵入します。

 これを、どうやって退治するかですが、

僕の場合は、箸でつかんでいます。

 箸でつかんで、牛乳瓶やウイスキーの壜に入れるのです。

 壜に水を張っておかなくてはなりません。

 空の壜に、ムカデを入れると這い上がってきますから。

 箸の使い方は上手です。父に教えてもらったのですから。炊いた小豆でも難なく掴めます。

 

 夏場は、とくに風呂などにヒルも出ます。

 ヒルというのは、人間の(哺乳類の)血を吸う単体動物です。

 これは、熱湯をかけて殺します。

 吸いつかれても慌てることはありませんが。

 

 春になると、溝掃除です。

 溝掃除も、最近は溝がU字溝になったので、しかも、生活排水が下水に流れるようになったので、溝を直接掃除する必要はなくなりました。だから、割と楽ですが。

 溝掃除のときは、溝の上に生えている草をひきます。

 溝から掬った泥と、小道に生えている草を引き抜いたものを、一カ所に集めて、集配車を待ちます。

 雪が多かった時期は、雪かきもありました。流石に屋根に登ってというところまではありませんが。

 春から夏にかけては、二回は草刈りをします。

 そして、何と言っても、家の裏の竹を刈らねばなりません。

 これが一苦労です。

 刈った竹は、或る程度の長さにさらに刈って、ゴミの収集センターに出すのです。

 夏場は、蛇も出ます。

 普段、自分の家に帰る道で出るのです。

 蛇は、毒蛇の場合もあります。

 ハメやハブも居るのです。

 早い時点で、蛇が居ることを察知して、後退して、別のルートから帰ります。

 夏は、カメムシも出ます。蟻も出ます。

 勿論、ゴキブリもです。

 ゴキブリや蟻を殺すのを躊躇していてはいけません。

 殺生になるとか美談めいたことは考えていてはいけません。

 だって、蟻だってゴキブリだって、家の外のものを食べて生き延びることも出来るのですから、人間の家のなかにはいってきた奴は殺されて当然だからです。

 冬、とくに最近は、冬眠が上手くできない熊が、家の裏に来て声を出すこともあります。

 熊からは、生活時間帯を工夫することによって、避けることが大事です。

 僕の住んでいる中途半端な田舎でも、これだけの脅威があります。

 田舎が閑静で風光明媚で羨ましい、と思われる方もあるようですが、一軒家を維持していくのもメン

テナンスの意味で大変です。

 また、働けない状態だからといって、何もしないで、自分の目的のことだけをしていればいいという

生活にはなりません。

 毎日、最低限、米を炊かねばなりません。

 洗濯物も取り込まなくてはなりません。ときには、洗濯そのものもします。

 天気が悪い日がつづくと、家族全員の洗濯物を持ってコインランドリーにも行きます。

 そして、洗濯物を全部たたんで持って帰ってきます。

 ゴミの収集日には、そのときだけの種類のゴミ、たとえば壜などを出さねばなりません。

 家の者が食事をつくる余裕がないときは、自分の食事をつくります。

 それに、場合によっては自治会の会議に出なくてはなりません。仕事をしていても、仕事が終わってから会議に出るのです。

 最低2時間はかかる会議です。

 都会に住んでいれば、近所づきあいすらないでしょう。

 これらのことの上に、原稿を書き、本を読んで書評記事も書くわけです。

 田舎に居候でもいいから厄介になると鍛えられます。


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